三菱電機ETC車載器がディーラーの純正用品ルートで

自動車 テクノロジー ITS
三菱電機ETC車載器がディーラーの純正用品ルートで
三菱電機ETC車載器がディーラーの純正用品ルートで 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は今春から、有料道路などの自動料金収受システム(ETC)用車載器を新車ディーラーの純正用品ルートで販売する。三菱自動車工業系ディーラーのほか、1−2社の自動車メーカー系ディーラーにも提供する。

トヨタ自動車や日産自動車など大手自動車メーカーでは、ディーラー店頭で販売・装着する純正品としてETC車載器の販売強化に乗り出している。三菱電機でもETC車載器事業の収益を強化するためにはまとまった数量が期待されるディーラー純正ルートでの販売が必要とし、三菱自工など数社と交渉を進めていた。

三菱電機は従来、販売子会社を通じてトラック事業者など法人関係の需要を中心にETC車載器を販売してきた。ディーラー純正ルートへの商品提供により、販売量の大幅な拡大を狙う。

有料道路のETCは昨年11月から全国で本格運用が始まった。しかし、車載器の価格が高価なことや装着したことによるユーザーメリットが少ないことなどにより、車載器の普及は業界が当初の予想よりもはるかに少ない。

自動車メーカー系列のディーラーでのETC車載器の販売が活発化すれば、閑散としているETCゲートの利用者の増加につながるのか、推移が注目される。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る