【2002CES】アメリカでのカーナビ普及……何でもありか、カンタン矢印か

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【2002CES】アメリカでのカーナビ普及……何でもありか、カンタン矢印か
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街路名があらゆる道路にまで普及しているアメリカでは、住所を知っていて地図を使えばほとんど迷うことなく目的地へ到着できるといった環境が整っている。こういった状況下でカーナビが普及するのはかなり難しいと言われてきたが、ここへ来て高級車を中心とした標準装着が進むにつれ、ユーザーのカーナビへの関心も少しずつではあるが高まってきているようだ。

カーナビを大別すると、日本のようなTVやビデオも見られる液晶モニターを備えた「日本型ナビ」と、液晶モニターをしかも、欧州を中心として普及が進んでいる矢印と音声によるルート案内を行う「ターンbyターン型ナビ」の2タイプに分けられる。前者はあらゆる表示が可能だが、コストが高いという面を備える。対して後者はコストは安いものの、多彩な表示を行うには不向きだ。

こうした中、アメリカでは前者の「日本型ナビ」が普及しそうな気配が濃厚である。これは高級車に装着されたカーナビよってその便利さを体験すると、「どうせ装着するならそれに近いタイプのものがいい」とするユーザーがけっこう多いためと見られる。つまり、カーナビそのものの普及が進んでいないアメリカでは、高級車への装着がカーナビの普及促進に大きく役立っているというわけだ。

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《会田肇》

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