危険運転致死罪---初の起訴は大阪在住の27歳女性

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大阪地検は16日、飲酒運転で信号無視と速度違反を行い、交差点で衝突事故を起こして相手を死亡させた27歳の女性を危険運転致死罪で起訴したことを明らかにした。同罪の適用で逮捕された例はあるが、起訴まで至ったのはこれが初めて。

調べによるとこの女性は、昨年12月27日の未明、大阪府阪南市の赤信号だった市道交差点に80km/hで突っ込み、青信号で進入してきた34歳男性会社員の乗用車に追突し、この男性を死亡させたというもの。事故当時、この女性は酒気帯び状態で、途中の信号を無視する状態で走っていたという。それを年末警戒中のパトカーに発見され、逃走する最中に今回の事故を起こした。

大阪府警は当初、この女性を業務上過失致死罪で逮捕したが、複数の信号無視や制限を大幅に超えた(50km/hオーバー)速度違反、さらに酒気帯びなどが明らかになったため、罪状を危険運転致死罪に切り替えて送検していた。地検でもこれらの行為を「悪質」と判断、初の起訴に至ったという。

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《石田真一》

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