フォードの大量レイオフ、リンカーン『コンチネンタル』が消える

自動車 ビジネス 企業動向
フォードの大量レイオフ、リンカーン『コンチネンタル』が消える
フォードの大量レイオフ、リンカーン『コンチネンタル』が消える 全 1 枚 拡大写真

フォードは全世界で3万5000人もの大量解雇を行うと発表、このあおりで長年ラグジュアリーカーのシンボルとして君臨して来たリンカーン『コンチネンタル』が生産中止となることが明らかになった。

コンチネンタルは50年以上の歴史を誇るフォードの、そしてアメリカの名車のひとつ。50年代のアールデコ調の流れるようなラインには、現在でもファンが多い。60年代にはライバルのキャデラックの倍の値段で販売されていたこともある。

アメリカの歴史を飾るモデルのひとつが消滅することで、フォードそのものへの評価も微妙なものになりつつある。フォードの株価は昨年四月から16ドル以上も下落しており、ウォールストリートのアナリストの中にはフォードの存続そのものを危ぶむ声まで聞かれるようになった。クレイ・フォード氏がどのようにこのフォードを再建するのか、その手腕に注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る