タカラ『Q-CAR』(Qカー)は、パワートレインを電気モーターとすることで、ユーザーの誰もが安心・手軽に扱うことができ、しかも経済的走行を可能としている。誰にも…というのが気になるところだが、メーカーが想定しているユーザー層は実に幅広い。
今回の発表会で用意されていたのは、「未来型スポーツカー」をイメージしてデザインされた『2010』と、「地球に優しい未来のクルマ…だけどちょっと懐かしさを覚える」をコンセプトにデザインされた『モダンタイムス』の2車種だ。タカラの佐藤慶太社長によるとデザインの異なる2車種を用意したのは、Qカーが「ユーザーとなる層を選ばないことをアピールすることが狙いだった」という。
2010については「クルマに興味があり、電気自動車を先物買いすることで流行に敏感なことをアピールできる30歳代の男性」が、モダンタイムスは「街乗りユースに実用性とファッショナブルさを取り入れたい40歳代以降の女性」がターゲットとのこと。前者については子供の頃に『チョロQ』を購入してきた世代と重なるが、子供の頃に夢見たであろう「未来のクルマ」を端的に表現することで、電気自動車の持つ“先進性”をアピールできるとしている。
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