【デトロイトショー2002続報】『SUP』に見る三菱のデザイン・アイデンティティ

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトショー2002続報】『SUP』に見る三菱のデザイン・アイデンティティ
【デトロイトショー2002続報】『SUP』に見る三菱のデザイン・アイデンティティ 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車はデトロイト・オートショーに『SUPカブレオレ』を出展した。2001年の東京モーターショーに出品した『SUP』のオープントップ仕様。三菱は東京で発表したコンセプトカーを各地に展示することで、新しいデザイン・アイデンティティのPRに務める。

昨年春、三菱のデザイン部長に着任したメルセデスベンツ出身のオリビエ・ブーレイは、新しいデザイン・アイデンティティの構築を最初の仕事とした。従来の三菱のデザイン・アイデンティティは、ラリーに象徴される「エモーション&テクノロジー」。しかしテクノロジーばかり強調されて冷たく親しみのないものになってしまった、とブーレイは反省する。

そこでエモーションの回復に務める。具体的なデザインテイストの核としてはジャパニーズ・モダンを取り入れる。パソコンや近代建築に見られるテイストだ。そして三菱マーク=スリー・ダイヤモンドをデザイン要素として重要視する。

3個のダイヤは、乗用車、ミニバン、SUVという3本柱を意味する、とブーレイ部長。クルマにこのエンブレムを取り付けるときはバッジの周囲にスペースを置き、ハッキリと見えるようにする。

「今まではグリルのそのまたフレームの中に埋め込まれていた。SUPなどのバッヂのデザイン手法は、過去に『LEO』や『500』といった例があり、三菱の伝統を尊重したデザインでもある」とブーレイは記者に説明してくれた。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る