「上下線集約型」サービスエリアを使って、可能になった犯罪

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上下線集約型のサービスエリアで互いの通行券を交換するという不正行為を行い、通行料金の支払いを免れていたとして、神奈川県警は大阪府在住のトラックドライバー2人を逮捕したことを明らかにした。わかっているだけで18件、約23万円の支払いを逃れていたという。

この2人は共謀し、互いが東京方面と大阪方面、それぞれ別方向に向かう際には上下集約型サービスエリア(SA)となっている静岡県の浜名湖SAで待ち合わせをして、それぞれが受け取ってきた通行券を交換していた。大阪方面に向かう容疑者Aが横浜町田インターチェンジ(IC)で受け取った通行券と、東京方面に向かう容疑者Bが名古屋ICで受け取った通行券を交換。いずれも通行券発行地点から短区間で高速を降りていた。

秦野中井ICなどで短距離なのに異様に所要時間のかかっている通行券が回収されたことから、日本道路公団の依頼で神奈川県警が捜査を行っていた。

今回の犯罪は上下線集約SAがあって初めて成立する。近年、高速道路のSAは徐々に大規模化する傾向にあるが、ここ数年改築されたものは上下線の施設を集約化し、どちらの方向からでも利用できるようになっている。浜名湖SAの他、秋田自動車道の錦秋湖SA(岩手県)も同様の構造となっており、今後も増加していく予定だという。

《石田真一》

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