三重県の教育委員会は7日、昨年1年間に飲酒運転で3度の事故を起こしていた36歳の小学校教諭に対して、懲戒免職処分を言い渡したことを明らかにした。
県教育委員会によると、この教諭は昨年7月12日に飲酒後にクルマを運転し、路上に止まっていた他のクルマに接触するという事故を起こした。その後、この教諭は病気を理由に教職したが、それから3カ月後、今度は信号待ちをしていたクルマに追突する事故を起こし、相手に全治一週間の軽傷を負わせた。この際にも酒酔い状態だったため、三重県警に道路交通法違反(酒酔い運転)で検挙されていた。
短期間に二度の飲酒事故を起こしたため、事態を重くみた教育委員会がこの教諭から事情を聞くなど調査を進めていた。ところが今年1月24日、三度目の飲酒事故を起こしたことから今回の処分を決定した。