山梨でひき逃げ犯を手配---クルマではなく、なんと自転車!?

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山梨県警は6日、自転車で81歳の女性をひき逃げしたとして、現場から逃走した容疑者の男の特徴などを公表した。道路交通法では自転車も軽車両に入り、事故を起こした場合には警察への事故報告義務が生じるため、警察では道交法違反(ひき逃げ・事故不申告)と、重過失傷害の疑いで逃げた男の行方を追っている。

事故が起きたのは6日午後7時ごろで、山梨県塩山市内の市道を歩いていた81歳女性に後方から走ってきた自転車が衝突した。女性は衝突の弾みで転倒し、左腕の骨を折る全治2カ月の重傷を負ったが、自転車に乗っていた男は「大丈夫か?」と声を掛け、自分の連絡先を言い残すと、そのまま現場から立ち去っていった。

ところが警察で確認したところ、自転車に乗った男が言った連絡先には該当の人物が住んでおらず、事故とは無関係なことが判明。また、男性が立ち去った方向にはスーパーがあるが、ここに立ち寄っていないことも明らかになった。

警察では女性のケガが重度だったことから、道路交通法違反と重過失傷害の適用を決定。ひき逃げ容疑として捜査を行うことを決めた。現場から立ち去った男は年齢30〜36歳ぐらいで小太り。この男性も衝突時に転倒していることから、捻挫などのケガで通院している可能性も高いとしている。

《石田真一》

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