末端価格数千万円!? 事故現場の“とんでもない忘れ物”とは

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静岡県警と三重県警の合同捜査班は、事故を起こしたクルマに大量の覚醒剤を残したまま逃走したとして、3人の男を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕したことを明らかにした。この事件が明らかになったのは、2000年11月に東名自動車道沼津インターチェンジ近くで起きた交通事故が発端だったという。

2000年11月12日の午後4時ごろで、静岡県沼津市付近の東名自動車道上り線を走行していた普通乗用車が中央分離帯に衝突するという事故を起こした。このクルマを運転していたドライバーらは、後続のトラックなどに「近くのインターかバス停まで乗せてくれ」と依頼。クルマを現場に放置したまま逃走した。

他車のドライバーからの事故通報を受けて出動した静岡県警の高速隊は、現場付近から覚醒剤(末端価格2000万円相当)の入ったバッグを発見。事故を起こしたドライバーが密売目的で所持していた疑いが濃くなったとして、現場から逃走したドライバーら関係者の行方を追っていた。

逮捕された犯人の一人は「誰かが現場から回収して持っているものだと信じきっていた」と供述しており、警察ではまだ逮捕されていない女性の行方を追うため、さらに厳しく追及していく方針。

《石田真一》

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