クルマを運転できれば免許はいらない!? 危険認識欠如な男

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福岡県警は11日、無免許運転を行い、さらに追突事故を起こしたまま逃走していたとして、37歳男性を道路交通法違反(無免許運転、ひき逃げ)と業務上過失傷害容疑で逮捕したことを明らかにした。なんとこの男、18年間も無免許でクルマを運転していた。

今回の逮捕の直接容疑となったのは、福岡県田川市で10日の午後9時ごろに発生した追突事故によるもので、調べによるとこの37歳の男は、信号待ちをしていた軽自動車の後部に追突。運転していた男性ら2人に全治3週間のケガを負わせたが、そのまま現場から逃走したという。

目撃証言などからナンバーを割り出し、所有者に当たったところ、そのクルマを譲り受けたという37歳の男の存在が浮上。当該車両の破損も確認できたため、道路交通法違反容疑で逮捕した。

ところが取調べを行っているうち、この男が免許を持っていないことが発覚。さらに事情を聞いたところ、なんと一度も免許を取ったことが無かった。男は19歳のころから免許を取らないままクルマの運転を続けており、事故を起こしたクルマも昨年7月で車検が切れている状態で、自賠責保険の更新なども行っていなかった。

警察では引き続き道路運送車両法違反容疑でも捜査を進めていく予定だが、調べに対してこの男は「免許が無くても運転できるから必要性を感じなかった」と供述しているようだ。

《石田真一》

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