スズキ、高齢者に優しい回転シート付き車を『ワゴンR』などに設定

自動車 ニューモデル 新型車

スズキは、助手席を左側(ドア側)に90度回転可能な機構を装備し、足腰の不自由な人の車の乗降の負担を軽減できる「助手席回転シート車」を『ワゴンR』、『MRワゴン』、『エリオ』に設定して、12日から発売を開始した。

助手席回転シート車は、助手席を90度回転させる機構に加え、助手席下部に折りたたみ式フットレストを装着、乗降・回転時の安心感に配慮するとともに、助手席乗員が乗降の際、手でつかんで身体を安定させるアシストグリップも設定している。さらに、車椅子を荷室に手軽に積載できる車椅子収納装置(電動クレーン)をメーカーオプション装備(価格11万円)として設定した。車椅子収納装置を装着した場合、消費税分が非課税扱いとなる。

価格はベース車よりも8−12万円アップで、ワゴンR(2WD)が105万3000円、エリオ(4WD)が151万8000円。

《レスポンス編集部》

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