トヨタの販売不振はワンプライス販売強行のせいかも

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トヨタの販売不振はワンプライス販売強行のせいかも
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トヨタはここに来て相次いで戦略ニューモデルを投入しているが、販売は一向に上向かず苦戦を強いられている。1月の新車登録台数は10万5000台強でホンダや日産の2倍以上だが、前年同月比は4.5%のマイナスだった。

業界全体では2.1%減、ホンダは軽自動車を含めて14.5%増、日産2.9%減だからトヨタは明らかにシェアダウンである。トヨタはプラスになる要因がいくつもあった。昨年11月『ヴォクシー/ノア』、12月は『プレミオ/アリオン』と4車種の戦略量販モデルを発売、12月には『ヴィッツ』をマイナーチェンジし値下げを実施した。1月の実績は、ヴィッツを除く4車種がいずれも好調で月販目標を大幅に上回った。それでもマイナスなのである。

他の戦略モデルである『カローラ』、『マークII』、『クラウン』、ヴィッツが大幅な減少で足を引っ張っているからである。これらは現行モデルの発売以来、商品力が落ちても値引きを抑制したワンプライス販売を実施しているから、軒並み販売不振なのである。

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