「捜査方法を熟知せよ」横浜地検が検察官を警察署に

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横浜地検は12日、任官5年目の若手検事2名を神奈川県警に派遣し、警察業務を体験させる実地研修を行ったことを明らかにした。全国初の試みで、刑事事件を担当する検察官に警察組織やその捜査方法を理解させることが目的だという。

今回の研修は検察官制度改革の一環で、司法制度改革審議会が昨年6月に出した最終意見書において「今後、検察官も警察業務に触れ、第一次捜査機関への理解を深める必要がある」としたことを受けて、全国で初めて実施されたもの。

実際の研修は1月28日から2月1日まで行われ、それぞれ別の警察署に派遣された。所轄署の警察官と共に駐車禁止違反などの交通取締りや、雑踏でのパトロール、ひったくり事件の捜査などに立ち会ったとされている。

地検では今回をテストケースに留めず、今後も若手検事の実地研修を行っていく方針だという。

《石田真一》

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