三菱自動車、部品工場をトヨタ系&ホンダ系メーカーに売却

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業は21日、大江工場のフロントアクスルとプロペラシャフトの生産をトヨタ自動車系とホンダ系の部品メーカーに譲渡すると発表した。譲渡額は合計5億円。三菱自動車の経営再建計画「ターンアラウンド」の一環。これにより、生産コストの低減と余剰設備の売却、人員の削減が目指す。

フロントアクスル部門は、トヨタやトヨタ系部品メーカーが設立したアドヴィックス(愛知県刈谷市、齋藤治彦社長)に移管する。5月上旬から順次開始し、約20人の従業員も移動する。

プロペラシャフト部門は8月にショーワの名古屋工場(愛知県春日井市)に移管する。人員は約30人。

三菱自動車は昨年9月、閉鎖することを決めた大江工場からトランスファー部門をアイシン精機系のアイシンAIに、ディファレンシャル部門を日産自動車系の栃木富士産業に売却している。今回の移管はこれらに続くもので、大江でのコンポーネント生産の95%の生産移管が決まったことになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る