暴走族など非行エキスパートを1カ所に---愛知県警が新組織を発足へ

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愛知県警は20日、今年4月から暴走族やチーマーなどの不良少年グループに対抗するため、生活安全部内へ新たに非行集団対策課を設立する方針を明らかにした。これまでの縦割り組織ではなく、エキスパートで構成された関連部署全てを横断する組織で、こうした組織が作られるのは全国で初めてのケースとなる。

県警内部に新たに創設される非行集団対策課は、課長以下55人のエキスパートを擁する組織となる。少年課の捜査員を中心に、交通指導課の暴走族対策担当チームや薬物犯罪を担当していた部署などの捜査員を集めて構成。これまでは各部門がそれぞれ行ってきた取締りを、今後は非行集団対策課が一括で行うことになった。また、それぞれの持つ情報を交換し合うことで、これまでは表面に出てこなかった不良グループ同士の関係なども把握し、取り締まりに努めるという。

また、これと同時に刑事部内に組織犯罪対策課も設置。こちらは暴力団や外国人窃盗グループなどの捜査で中心的役割を果たす組織になるという。

《石田真一》

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