【ホンダF1ストーキング】最高責任者の決意「1〜2年でタイトルを獲る」

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【ホンダF1ストーキング】最高責任者の決意「1〜2年でタイトルを獲る」
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ホンダは、今週末のオーストラリア・メルボルンから始まる2002年F1グランプリの参戦概要を発表した。記者会見には、エンジンを供給する『BAR』『ジョーダン』両チームのドライバーと代表が参加。ホンダF1プロジェクトの最高責任者であり、ホンダ専務取締役・本田技術研究所社長の福井威夫氏は、「とりあえず1勝し、実力で勝てるようになって、1〜2年でタイトルを獲る」と決意を表した。

ホンダが今年、上記2チームに供給するエンジンは、昨年のエンジン「RE001E」に比べVバンク角を拡大し、軽量コンパクトに仕上げた「RE002E」。3リットルV型10気筒で、最高出力は800ps以上とアナウンスされている。

さらに3年目を迎えるBARとのパートナーシップでは、あらたに3年間の契約を締結。第3期F1活動の目的のひとつである「シャシー技術の共同開発」を加速させるとしている。福井氏は、「研究所1万人の英知を結集する体制を築く。制御技術など、F1チームよりノウハウのある領域もある」とコメント。ただしこれらの技術が導入されるのは、契約からも分かるとおりBARに限られる。

エンジンに関する体制はかわらないが、さらなるパワーアップをめざすという。「トップチームがパワーを出している中で、その先を目指すのは厳しい。しかし今年後半にはぜひとも結果を出したい。現時点での心配は、高回転での信頼性に自信がもてないところ」(福井氏)。

BAR代表のデイビッド・リチャーズは、「年間をとおして良い結果が残せるようになるだろう」と今年抱負を語った。同じく97年ワールドチャンピオンのビルヌーブは、「ラッキーで数回入賞するのではなく、毎回入賞し、何度もポディウムに立ちたい」。チームメイトのパニスは「テストは順調にこなした。できれば優勝したい」としている。

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