【日産『マーチ』発表】超-低排出ガス車認定を受けた新開発エンジン

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【日産『マーチ』発表】超-低排出ガス車認定を受けた新開発エンジン
【日産『マーチ』発表】超-低排出ガス車認定を受けた新開発エンジン 全 1 枚 拡大写真

新型『マーチ』のエンジンは、エンジンブロックを含めオールブランニューとなる新直列4気筒、「CR」エンジンだ。コスト制約の厳しいベーシックカー用エンジンでありながら、連続可変バルブタイミングコントロールを採用するなど、10年ぶりのフルモデルチェンジにふさわしい力作だ。

排気量は下から1.0リットル、1.2リットル、1.4リットルの3機種。1.2リットル、1.4リットルは現在の日本では珍しい排気量だが、ルノーとのエンジン共用化に向け、排気量をヨーロッパスタンダードに合わせたものと考えられる。

性能は1.0リットルが68ps/5800rpm・9.8kgm/3600rpm、1.2リットルが90ps/5600rpm・12.3kgm/4000rpm、1.4リットルが98ps/5600prm・14.0kgm/3200rpmとなっている。いずれの排気量でもリッターあたりのトルクは10kgm前後と、最新のエンジンにふさわしいスペックとなっている。

トランスミッションはロックアップ機構付きのフルレンジ電子制御4速ATが主力で、もっとも高回転型の1.2リットルにのみ、ルノー製の5速MTが用意される。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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