ケガ人の保護よりも免許が無いことの発覚を恐れて逃走、しかも二度目

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新潟県警は26日、バスの発車を待つために止まっていた乗用車に追突し、このドライバーに軽傷を負わせたものの、そのまま現場から逃走したとして20歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転、事故の不申告)容疑で逮捕した。

事故が起きたのは1月31日の午前9時ごろで、新潟市内の市道でバスの発車を待つために止まっていた乗用車に後方から走ってきた別のクルマが追突。この事故で追突されたクルマに乗っていた28歳の主婦が首などに打撲を負った。

追突したクルマを運転していた若い男は事故直後「電話をかけてきます」と言ったまま、クルマを置いて現場から逃走。男が戻ってこないのを不審に思ったこの女性が自分で110番通報した。駆けつけた警察官は盗難車の疑いもあるとして、クルマに残っていた指紋を採取するなどして調べた結果、乗っていた男が5カ月前に今回の現場近くで男子高校生をひき逃げし、50万円の罰金刑を命じられていた男と同一人物である可能性が濃くなった。

警察では自宅に戻ってきたこの男に任意同行を求め、事情を聞いていたところ犯行を認めたために逮捕した。警察の調べに対してこの男は「無免許が発覚すると思って逃げた」と供述しており、前回の事件と同様、今回の事件についても全く反省している様子が無いという。

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《石田真一》

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