【新型『ミニ』発進!!】初代のDNAを受け継いだエクステリア・デザイン

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【新型『ミニ』発進!!】初代のDNAを受け継いだエクステリア・デザイン
【新型『ミニ』発進!!】初代のDNAを受け継いだエクステリア・デザイン 全 3 枚 拡大写真

新型『ミニ』は、そのデザインソースの多くを1959年に登場した初代ミニから受け継いでいる。ボディタイプは3ドアハッチバック1種のみ。衝突安全性や操縦安定性の確保のため、ボディサイズは初代よりふたまわりほど拡大されているが、室内スペースを確保するために前後ホイールをボディの四つ角ぎりぎりに配置したことが、エクステリアが相当変わったにもかかわらず、初代との血縁を色濃く感じさせる要因となっている。

 ルーフがピラーから独立し、1枚板のようなデザインになっている点も、初代ミニとの共通性を感じさせる。初代ではルーフとボディを2トーンカラーとし、ルーフに英国国旗であるユニオンジャックを描いたりというデコレーションを施すユーザーもみられたが、新型でも同様のファンな演出が可能だ。

 キセノンランプも選べる楕円形のヘッドランプと大型グリルのフロントマスクは、デザイン的には初代とかなり異なっているが、ミニのアイデンティティは保たれている。ヘッドライトはボディではなくボンネットに装着されており、このデザインを成立させるためにそれなりに凝った設計となっている。キャビン部はルーフに向かって台形に絞り込まれており、これもミニらしさの演出を狙ったものだ。オーバーハングが極端に切り詰められたリアビューも同様である。

 あくまでスタイリング優先というイメージの新型ミニだが、約80度と大きく開く乗降性に優れたドア、90度以上の開口角度を持つテールゲートなど、使いやすさにも充分に配慮されている。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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