【新型『ミニ』発進!!】初代デビューから42年目のフルモデルチェンジ

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【新型『ミニ』発進!!】初代デビューから42年目のフルモデルチェンジ
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FF小型車というコンセプトを明確に打ち出したイギリスのベーシックカー、『ミニ』の初代モデルが、BMC(当時。のちローバー)の技術者、アレック・イニゴシスの手によって誕生したのが1959年。それから実に42年目の2001年にフルモデルチェンジされた2代目ミニが、ついに日本市場でもデビューした。

ローバーグループはすでに解体されたが、最後の大株主だったBMWはミニの商標権および製造権だけは手元に残し、独自ブランドとしてこの2代目ミニの発売に踏み切った。

先代ミニは、デビューから相当年月が経過していたこともあって、ミニマムなボディサイズのベーシックカーというコンセプトと極度に洗練された2ボックスデザインこそ現在に通用していたものの、走行性能、環境性能、受動安全性、快適性など、ありとあらゆる面で現代の水準に遠く及ばない状況だった。今回のフルモデルチェンジによって、ミニは世界から愛されたレトロな外観を保ちながら、最新のエンジニアリングを持つモデルとなったのだ。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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