メルセデスベンツは2代目となる新型『CLK』をジュネーブ・モーターショーでワールドデビューさせる。古典的なクーペだが開発目標が保守的というわけではなく、メーカーは実車が披露される前からレンジトップの「CLK55AMG」を自慢する。
CLKレインジのトップガンは、ひとまわりサイズの小さいBMW『M3』すらも射程におさめる。5.4リットルV8・24バルブエンジンをチューンして搭載、5ATはAMGのスピードシフト技術を反映している。出力は270kW/367PS、先代より15kW/20PSの向上だ。0-100km/h加速は5.2秒、この数字は『C32AMG』と同じで、先代より0.2秒速い。
最高速度は自主規制値の250km/hだが、AMGインサイダーによると、電子制御を解除すれば300km/h台に乗るという。これには0.28という空気抵抗係数と、後輪のリフトを抑制する空力特性も貢献している。
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