新世代バリアフリーバス&タクシー、発進準備!

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国土交通省は11日、車椅子のまま乗り込めるバリアフリー路線バスとタクシーの試作車を公開した。バスは既存の大型ノンステップバスより一回り小さい車体を使いつつ、車内を広く設計して車椅子2台分のスペースを確保した。

タクシーは日産『セレナ』をベースに開発。現行の福祉車両は車両後部から乗り込むことが多いが、試作車は車高を下げたり、スライドドア開口部を広げるなどし、健常者と同様に車体側面から乗り降りできるようにした。車椅子のまま乗り込むことで乗降時間が短縮できるという。

国交省は試作車のモニター評価を平成14年度(2002年度)に行い、来年春にもバスとタクシーの標準仕様を完成させたい考え。

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《編集部》

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