山口県警は17日、暴走車を追跡していた県警機動警察隊のパトカーがUターンをしようとした際、反対車線から走ってきた原付バイクと衝突する事故を起こしていたことを明らかにした。
このパトカーは17日の午前0時ごろ、下関市の市道で行われていた飲酒検問を突破したクルマを追跡していたが、途中で見失ってしまった。そのため、逆方向へ戻ろうとUターンを始めた際、対向車線側から原付バイクが走ってきたためにストップ。路側帯寄りを空けてバイクの通過を待っていたところ、そのまま左側部に衝突したという。バイクを運転していた55歳の女性は転倒時に足を切る軽傷を負っている。
警察では双方の安全確認に怠りがあったとして、パトカーを運転していた25歳の巡査長と女性から事情を聞いている。
山口県警では今年1月にも追跡中のパトカーが事故を起こしている。