【三菱WRCビート】デルクール、猛アタックで貴重なポイント
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残るSS3カ所もこの3台が秒差のポジション争いを展開したが、デルクールが総合9位でマニュファクチャラーズポイント1ポイントを獲得した。「とにかく最初から攻めまくったけど、最後のSS3カ所はマキシマムアタックだった」とデルクール。「SS18の6速ギアで走るロータリーでブレーキングが遅れてしまった。白煙が上がって横にそれたから、あの時はひやっとした」。
アリスター・マクレーは最初のSSでスピンによるタイムロスがあったものの、大きなトラブルもなく完走。「ここまでリタイアを出してないというのは大事なことだよ」とアリスター。
チーム・マネジャーのデレック・ダウンシーは「次のターマック(舗装路)ラリーのサンレモ(9月)まで、夏の間に精力的にテストを重ねていく。この次のキプロスラリーはグラベルロード(未舗装路)なので、三菱ランサーに合っているから、今から楽しみだ」とコメントした。
《高木啓》