【ポルシェ『カイエン』のすべて】本当に大丈夫? 気になる販売計画

自動車 ニューモデル 新型車
【ポルシェ『カイエン』のすべて】本当に大丈夫? 気になる販売計画
【ポルシェ『カイエン』のすべて】本当に大丈夫? 気になる販売計画 全 2 枚 拡大写真

BMWやメルセデスベンツと同じく、ポルシェも『カイエン』専用にまったく新しい工場を建設した。場所はドイツのライプツィヒ郊外で、オフロードコースやカスタマーセンターもある。

総額2億5000万ドイツマルクも費やされたこの設備は、今年1月後半になり活動を開始。当面の目標は、生産台数よりも品質を『ボクスター』や『911』と同じレベルに保つことであり、9月の出荷開始までにじっくりとレベルアップしていきたいと考えている。

2000年に、ポルシェがカイエン開発計画を初めて発表したときは、年間ほぼ2万台の生産が予想されていた。しかし今では、その目標は2万5000台までアップされている。ドゥバイでプレビューが行われた時、参加したディーラーからの支持が圧倒的だったためだ。

成功の鍵を握るのは、「北米における新しいオフローダ−市場の反応」と言われている。ポルシェも北米でのカイエンの販売台数は、世界全体の半分を占めると予想している。

これに加えて、ボクスターと911がいままでと同じ高い人気を保ち続ければ、ポルシェ全体の生産規模が2003年に年間7万5000台に達すると見込まれている。1991年にポルシェは、6000台を売り上げるのに苦労し、メルセデスベンツに買収されそうになった。そのことを考えると本当に信じられない数字である。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る