2001年はクルマが売れなかった…。年度でも1000万台割れが濃厚

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日本自動車工業会が27日に発表した2月の国内四輪車生産実績は、前年同月比で0.1%減の89万6700台となり、2カ月ぶりに減少した。昨年4月からの累計は前年の同じ時期に比べ2.5%減となり、暦年に続き年度でも2年ぶりの1000万台割れが濃厚となった。

2月の生産は乗用車が0.7%のプラスとなったものの、トラックは4.2%のマイナスとなった。乗用車の増加は輸出が好調だったことによるもの。トラックは景気低迷による市場の冷え込みを反映した。昨年4月からの累計は885万3000台と、昨年の908万4000台を下回った。

国内四輪車生産は、2001年実績が2年ぶりにマイナスとなったうえ、生産規模の判断指標である1000万台を下回った。このところの円安により輸出は各社とも増えており主に北米向けが伸びる傾向が続いている。国内景気が低迷するなかでしばらくは輸出頼みが続きそうだ。

《編集部》

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