ダイムラー出身社長就任で、三菱自動車はクライスラーと同じ道を歩むのか?

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラー出身社長就任で、三菱自動車はクライスラーと同じ道を歩むのか?
ダイムラー出身社長就任で、三菱自動車はクライスラーと同じ道を歩むのか? 全 1 枚 拡大写真

ダイムラー出身のエクロート氏が社長兼CEOに就任することで、今後ダイムラー主導による大胆なリストラの嵐が吹き荒れそうで、三菱自動車は完全にダイムラーの傘下に入ることになる。

今回、ダイムラーが三菱自動車社長をダイムラー出身のエクロート氏社長にしたのには、三菱自動車の業績への懸念が高まっているためとの見方が強い。三菱は02年3月期連結決算で、ブレークイーブンを確保できる見通しだが、軽自動車以外の販売は低迷したままだ。その中で、ダイムラーはクライスラーの北米部門の業績悪化で、赤字に転落、シュレンプ社長も「このままだと三菱自動車も足を引っ張って、自分が株主から追求される可能性がある」と判断したと見られる。

このため、エクロート氏の社長就任で、三菱自動車は人員削減、工場閉鎖などの新たなリストラを進めるのは必至な情勢。エクロート氏は、「トップ以外の人事は今後詰めていく」としており、ドイツから三菱に大量の役員が送り込まれる見通しで、役員に日本人が数人となる可能性も。クライスラーを事実上のっとった手法と同じだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る