【ニューヨークショー2002速報】ホンダ『エレメント』、日本発売を検討

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【ニューヨークショー2002速報】ホンダ『エレメント』、日本発売を検討
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2001年のデトロイト・ショーで『モデルX』としてデビューしたコンセプトカーが市販バージョンで登場した。その名は『エレメント』。アメリカで企画され、アメリカで開発され、アメリカで生産される「SUVとピックアップを融合させたクロスオーバー・モデル」だ。

このエレメントには、『シビック』『ストリーム』から『CR-V』までをカバーするグローバル・コンパクト・プラットホームが使われているが、フラットなフロアやルーフにまでラップラウンドして開くバックドアなど、部分的には新設計。いや、両側観音開きのサイド・ドアを実現させるため、ボディ骨格はほぼ全面的に見直されているから、ほぼ新開発と表現すべきだろう。

エンジンはCR-Vよりも世代が新しい2.4リットルDOHC i-VTECだ。何と言っても、モデルXのイメージをそのまま市販モデルに溶け込ませた点が驚きだ。ボディカラーが違う部分は樹脂製であり、ワイルドな使い方を想定している。「サーフボード、マウンテンバイク、スノーボードなどアウトドア用品を積むことを想定した」という内装とともに、このクルマはキャラクターがハッキリしている。

アメリカでの発売予定はことしの12月。市販価格は1万6000−2万1000ドル。初年度の販売計画5万台。ただし、日本で発売するかどうかは、未定というか「これからの検討課題」のようだ。

《レスポンス編集部》

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