盗難被害者の7割は再購入を断念

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日本自動車工業会が29日まとめた二輪車の市場動向調査によると、二輪車の盗難被害は年間25万件にのぼることがわかった。また被害にあった人の7割以上が買い替えを断念している。

二輪車の盗難被害に関する実態調査では、被害場所や状況、被害後の処置、買い替え状況などについて調査した。盗難に遭った場所や時間帯は自宅周辺が54%、駅周辺が28%などとなった。また曜日や時間帯は平日が42%、土日祝日が32%、時間帯については「分からない」という答えが最も多いが判明しているもののなかでは深夜から明け方が29%と最も多かった。

また不信な予兆があったかについては42%が特に何もなかったと答えたが「いたずらされたような痕跡」(24%)「場所近くにトラックをみかけた」(20%)「移動しようとした痕跡」(5%)などの予兆があったと答えた。また盗難車両の91%が発見されなかったことが分かった。

被害後の再購入は25%にとどまり経済的理由などで断念した人は75%だった。二輪車を買い換えた人は「乗りなれている」「他の乗り物にない機能がある」ことなどを理由にあげた。断念した人は「また盗難に遭う恐れがある」などを理由にあげた。

《編集部》

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