今年は日産の『マーチ』、『キューブ』、トヨタの『ist(イスト)』、ホンダの『フィット1500』、三菱の『Zカー』、マツダの『デミオ』など新世代スモールカーが相次いで登場すると予想されるが、もうひとつの大きな動きとして注目しなければならないのはこれらニューカーとプラットフォーム、基本コンポーネントを共用した派生モデルの存在だ。
情報筋によると、派生モデルはいずれも2003年−2004年に続々と登場するのである。個性的なエクステリアデザインで3ボックスセダン、ステーションワゴン、ミニバン、SUV、パイクカーなど様々のコンセプトを持たせている。本当の勝負の行方はこれら派生モデルが握っているのかも知れない。