クライスラーによる『SXT』ニューラインとは? ……金利0%ばかりじゃない

自動車 ビジネス 企業動向

クライスラーグループはこの春、既存のモデルにSXTラインを加えることで、付加価値のあるクルマの販売を目指す。

今回SXTラインが追加されるのは、ダッジの『ネオン』、『ストラータス』セダンとクーペ、『イントレピッド』、『デュランゴ』、『ダコタ』。期間限定のサービスだ。クライスラーではSXTについて、「付加価値の高い生産ラインによって新しいカスタマーを引き込み、ダッジ、クライスラーモデルへの再評価を呼び起こす」とコメントしている。

具体的な内容だが、ネオンSXT の場合、132hp2.0リットルSOHCエンジン搭載、15インチアルミホイール、キーレスエントリー、パワーロック、パワーミラーなどのほか、CD付きラジオ、6スピーカーステレオ、タコメーター、フォッグランプ、スポイラーなどの装備が標準で価格は1万3995ドル(約185万円)に抑えられている。

ストラータスの場合はセダンがSEモデルに16インチアルミ、スピードコントロールとネオンと同様の標準装備で1万7995ドル(約240万円)、クーペは同じ内容にセキュリティアラームとパワーシートが加わって1万8995ドル(約250万円)。

その他のモデルも同様に最上グレードの装備をいくつか標準設定にして価格をミドルグレードのものに抑える内容だ。

一種の企業インセンティブとも取れるが、価格対内容でクライスラーの値打を再認識するカスタマーが増えれば、とクライスラーでは大きな期待を寄せている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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