フォーミュラ・ニッポン(Fニッポン)の全チームにシャシーを供給するイギリスのレイナード社が倒産し、開幕早々から「日本一速い男決定」シリーズは前途多難、先行き不透明となった。今後のレイナードに正常な生産販売活動は期待できないという。
Fニッポンを主催する日本レースプロモーションは社員をレイナード本社に派遣、実状を調査した。その結果、2002年シーズンは在庫部品で継続できるが、03年シーズン以降は「現状維持の可能性は極めて低いと判断し、早急に対策を検討する」とのコメントを8日に発表した。
レイナードはアメリカのCARTにもシャシーを供給し、開催予定のプレミア1グランプリにもシャシーを供給することになっていた。