ライバル自工会が初参加---人とくるまのテクノロジー展2002

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自動車技術会(加藤伸一会長)は7月23日−25日までの3日間、自動車関連の最新技術展示会「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展2002」を横浜市のパシフィコ横浜で開催する。11回目の開催となる今回の展示会には、「東京モーターショー」の主催団体である日本自動車工業会が初参加。出展者は二百十社(団体)に達して過去最高となる。期間中、3万5000人の来場者を見込んでいる。

出展者の内訳は、自動車メーカーが13社、部品メーカーが78社、材料メーカーが20社、試験計測機メーカーが63社、情報・ソフト関連が24社、その他12社。なかでも、初参加の自工会は部品専用の展示館も設ける東京モーターショーの主催者であり、自動車技術展とはいわば、ライバル関係にある。

部品メーカーの首脳からは、「東京モーターショーはお祭りのようなもの。自動車技術展の方が内容が濃く、ビジネスに直結する」との評価も聞かれる。自工会が同展で何を展示するかは、まだ明らかになっていないが、今回の参加表明は自工会として、技術展の存在を無視できなくなった証左ともいえる。

各展示に並行して、次世代自動車コーナーや軽量化技術コーナー、安全技術体験コーナーなどの企画展示コーナーも多数、準備されている。

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