スイスにある小さなウルフハーデン村の住民たちが、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)の自宅の招致活動を行った。
現在はスイス西部のフランス語圏に暮らすシューマッハだが、子供たちが大きくなり、ドイツ語の学校に入れるために同地への引っ越しを計画。しかし農地をつぶして家や牧場を建てるというプランに、環境保護団体などから反対の声が上がっていた。
ところが当事者である住民たちは歓迎ムード。村のPRにもなるし、なによりシューマッハによってもたらされる莫大な額の税金は大きな魅力の様子だ。住民たちはフェラーリ・レッドを身にまとい、チームフラッグを振るなどしてデモンストレーションを行った。村長も「光栄に思っている。こんな大騒動が起こったのは村はじまって以来だ」とコメントするなど、シューマッハ家の引っ越しを歓迎している。