これで株価急騰? デンソーが次世代コモンレールシステムをアジア、東欧で生産

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デンソーは、次世代のディーゼルエンジン用燃料噴射装置であるコモンレールシステムをタイのサイアム・デンソー・マニュファクチャリングで6月から、デンソー・マニュファクチャリング・ハンガリーで11月から生産開始すると発表した。投資額は合計で約140億円。

従来のコモンレールシステムは、最高噴射圧が1450気圧だが、次世代型は世界最高の1800気圧まで可能。欧州の次の排ガス規制であるユーロ4をクリアできるもので、欧州や東南アジアで需要増が見込めるため、現地生産する。

タイでは、噴射ポンプの最終検査から事業化して、2003年6月からは新工場を建設して噴射ポンプ、インジェクタ、コモンレールの生産設備を導入、2004年には一貫生産する。生産規模は2005年に25万台。

ハンガリーでは、分配型噴射ポンプを生産している現在の工場にラインを設置する。11月から組み付け生産を開始、2003年4月から一貫生産する。2005年には30万台を生産、ディーゼル部門の人員を約1000人にする。

《レスポンス編集部》

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