【ルマン2002出走車】ベントレー『EXPスピード8』を披露…新開発エンジン

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【ルマン2002出走車】ベントレー『EXPスピード8』を披露…新開発エンジン
【ルマン2002出走車】ベントレー『EXPスピード8』を披露…新開発エンジン 全 2 枚 拡大写真

24日、ベントレーは2002年ルマン24時間耐久レース(6月15−16日)に参戦する『EXPスピード8』のディティールを披露した。GTプロトタイプ部門(クローズドボディ)では唯一の参戦となる見込み。

まずエンジンが新開発の4.0リットル・ツインターボV8となった。昨年の3.6リットルユニットはアウディ・ルマンカーのエンジンをベースにしていたが、2002年のユニットはベントレーが開発した専用仕様である。

排気量の増加は出力増大が目的ではない。4.0リットルエンジンは3.6リットルエンジン用より小さいリストラクターが義務付けられるため、排気量増加は出力増大の点で利点は少ない。排気量増加はトルクの絶対値および広回転域での向上が目的で、これによりドライバビリティの柔軟を向上させる。またダイレクト・インジェクションを採用したことも特色。

ギアボックス、モノコックボディ(空力含む)などは昨年からの小変更と熟成。シャシー関係では電動パワーステアリングの採用がトピック。ドライ路面だとアシスト無しではやはりドライバーが疲労する。昨年はウェット路面だったため、アシスト無しでもそれほど影響はなかったという。電動アシストは油圧式に対して軽量で部品数も少なく、したがって信頼性が向上する。

《高木啓》

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