サンマリノGPでジャック・ビルヌーブが今季最高の7位フィニッシュし、ようやく復調の兆しが見え始めたかに見えるBARホンダ。しかし、チームは次の戦いも厳しいものを予測している。
「次のレースに備えるべく多くの作業をこなしてきた。バルセロナはテストを通じてよく知ったサーキットだが、イモラでのパフォーマンスを再現するのはそう簡単じゃないと思う。もちろん昨年の表彰台を再び、なんて期待しているわけではないが、イモラのように週末を通していい仕事をすれば、チャンスはある」
「バルセロナは勝ったこともあるし、好きなサーキット。でもブレーキングがハードでアンダーステアが問題なんだ。きっとタフなレースになるだろう」とビルヌーブ。
97年にはウィリアムズ時代にポール・トゥ・ウィン、昨年は3位でホンダ第3期に初表彰台をもたらすなど、スペインGP開催地のカタロニアはジャック・ビルヌーブにとって相性のいいサーキットであるだけに、今季初ポイントを狙いたいところだ。