4日、静岡県・富士スピードウェイにおいて2002年全日本GT選手権 シリーズ（JGTC）第2戦「ALL JAPAN FUJI GT RACE」の決勝レースが行われた。5万3000人の大観衆が見守る、シリーズ最長の500kmの決勝レースは、セーフティーカーが6回も入る波乱の展開。
前半はトヨタ『スープラ』勢がレースをリード。ところが4回目のセーフティカー導入とピットインのタイミングで、ホンダ『NSX』が先行する。後半はスープラ勢とNSX勢とのバトルが満場の観客を大いに沸かせた。
やはりセーフティーカーの導入で差を縮め、92周目逆転トップに立ったauセルモ・スープラが後続を引き離してフィニッシュ。また、114周目のファイナルラップでは、エッソ・ウルトラフロー・スープラが無限NSX号車をかわすデッドヒートを見せて、2位でチェッカーを受けた。3−5位はNSXが続き、6位には日産『スカイラインGT-R』（カストロール・ピットワーク）が入った。
■GT500クラス・レースリザルト
1：auセルモスープラ
竹内浩典/立川祐路 3:14'42.322
2：エッソウルトラフロー スープラ
脇阪寿一/飯田章 3:14'47.633
3：無限NSX
伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 3:14'48.496
4：ARTA NSX
土屋圭市/金石勝智 3:14'56.879
5：RAYBRIG NSX
光貞秀俊/金石年弘 3:14'58.415
6：カストロールピットワークGT-R
影山正美/エリック・コマス 3:15'07.894
■GT500クラス・ドライバーズランキング
1：竹内浩典/立川祐路 32
2：松田次生/ラルフ・ファーマン 22
3：伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 22
■GT500クラス・チームランキング
1：TOYOTA TEAM CERUMO 32
2：無限×童夢プロジェクト 30
3：Mobil 1 NAKAJIMA RACING 22
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