ダイハツの2002年3月期連結決算は大幅減---その最も大きな原因

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ダイハツ工業が9日発表した2002年3月期連結決算は売上高が4期ぶり、最終利益が3期ぶりに減少した。最終利益は40%の大幅減となった。

売上高は前期にくらべ5.5%減少の9439億円。最終利益は同40.5%減の93億円に落ち込んだ。大幅な減益となったのはトヨタ自動車の『ノア』の受託生産が後半から取りやめになった影響が大きかった。

トヨタはグループ全体で国内生産の再編を行っている。ダイハツもこの影響をすでに期初から折り込み済みで大幅な減益も計画通りの数字だ。今期は受託車の生産がさらに3割減る見通しで最終利益はさらに14%減少し、80億円となる。

親会社の都合とはいえダイハツはしばらく我慢の時期が続きそうだ。

《編集部》

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