【ワールドカップ】プサン周辺3会場のアクセスには公共交通機関をフル活用

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【ワールドカップ】プサン周辺3会場のアクセスには公共交通機関をフル活用
【ワールドカップ】プサン周辺3会場のアクセスには公共交通機関をフル活用 全 3 枚 拡大写真

韓国内でソウルに次ぐ規模の都市がプサンだ。日本で言えば東京と大阪のような関係となる。ワールドカップの試合もソウルと同様、周辺3競技場で行われる。ただし、こちらのアクセスについては、ソウルよりも厄介な面がある。

プサン市内にあるアシアードスタジアムは別として、大邱(デグ)・総合競技場、蔚山(ウルサン)・ムンス競技場へは鉄道の長距離路線や一般の路線バスなど、公共交通機関をフルに活用しなくてはならない。

特に蔚山はプサンからの直通列車が朝と夕方に限られており、「市外バス」と呼ばれる一般の路線バスを使うことになる。基本的に案内放送も韓国語のみとなるが、プサン−蔚山便は5分間隔で運行しており、どんなに混んでいたとしても数本待てば乗れるだろう。料金は3000ウォン(約300円)、所要は1時間程度だが、道路状況により変化するので移動スケジュールにも余裕を持ってほしい。

大邱もバス路線があるが、途中の道路が非常に混雑することで悪名高い。確実性を求めるなら、プサン−大邱間を1時間程度で結ぶ韓国国鉄の特急「セマウル号」や急行「ムグンファ号」を利用しよう。韓国の列車は全列車が完全指定制となっており、日本のような自由席は存在しない。ただし、ムグンファ号に関しては指定席が満席になっていたとしても、立席券という名のチケットが発行される。窓口で「スタンディングチケット」と言えば帰るはずだ。

大邱や蔚山に向かう市外バスは、プサンの中心部の北東に位置する温泉洞(オンチョンドン)にある「東部市外バスターミナル(トンブシウェポストンミナル)」から出発する。プサン駅から地下鉄に乗り、10個目の明倫洞駅(ミョンリャンドン)で降り、歩いて5分ほどだ。不安ならタクシーを使ってもいいだろう。中心部から3000ウォン程度で済む。地下鉄の8倍ほど必要だが、街歩きが不安ならこちらを選ぶ手もある。

編集部お勧めの各競技場への移動手段は以下のとおり。

●プサン・アシアードスタジアム

試合当日にプサン駅前から運行される直通シャトルバス、または運行系統「306番」のスタジアム行きバス。市中心部からの所要1時間。

●ウルサン・ムンスサッカー競技場

プサン駅−[地下鉄]−明倫洞(ミョンリャンドン)駅−[徒歩5分]−東部市外バスターミナル(トンブシウェポストンミナル)−[市外バス]−蔚山(ウルサン)駅−[直通シャトルバス]−競技場。プサンからの所要約2時間45分−3時間。

●デグ総合競技場

プサン駅−[韓国国鉄・ムグンファ号]−東大邱(トンデグ)駅−[市内バス/運行系統439、910、936の各番]−競技場。プサンからの所要2時間。

《石田真一》

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