ホンダ『インテグラ』がトヨタ『カムリ』を抜いた……ただし盗難率

自動車 社会 社会
ホンダ『インテグラ』がトヨタ『カムリ』を抜いた……ただし盗難率
ホンダ『インテグラ』がトヨタ『カムリ』を抜いた……ただし盗難率 全 2 枚 拡大写真

アメリカでここ数年「もっともよく盗まれる車」と言えば『カムリ』、『アコード』が定番。しかしハイウェイ・ロス・データ・インスティチュート(HLDI)が発表した1999-2001年の車両盗難データによると、もっとも盗難率の高い車はアキュラ『インテグラ』なのだという。カムリは販売台数が多いために盗難件数そのものは多いが、分母対盗難の比率を見ると圧倒的にインテグラが上なのである。

【画像全2枚】

しかも盗難の理由というのが、インテグラのエンジンを抜き取って『シビック』に積み、改造するのが目的だという。対象となった2年間を見ると、インテグラの盗難率は他のモデルの実に8倍。

HLDIによると、車両の盗難件数そのものは減少の傾向にあり、1980年には1000台中15台が盗難被害にあっていたのに比べると、2001年では2.6台と大幅に減少している。しかし盗難にあう車が年々高級化しており、1台あたりの被害保証額は1980年当時の5倍に跳ね上がっていると言う。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
  5. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る