【新型日産『エルグランド』発表】フットワークは全面的に改良

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『エルグランド』発表】フットワークは全面的に改良
【新型日産『エルグランド』発表】フットワークは全面的に改良 全 4 枚 拡大写真
新型『エルグランド』のフットワークは、旧型からの大幅な向上がはかられている。リアサスペンションは、旧型は重量級モデルで一般的なリジッドアクスルだったが、新型は新設計のマルチリンク式へと進化した。ロードホールディング性能が格段に向上するばかりでなく、乗り心地も大幅に改善されていることは間違いないだろう。

フロントサスペンションは旧型と同じストラット式だが、ディメンションを全面的に見直すことで、ホイールベースが旧型比50mm延長され、大径タイヤを装着するにもかかわらず、最小回転半径は旧型と同じ5.6mを実現している。

ブレーキはフロントがローター径290mm、リアが同308mmと、スポーツカー顔負けの大容量タイプ。フルモデルチェンジでリアもベンチレーテッドディスクになり、ブレーキングフォースへの不満はほぼ解消されるだろう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る