【トヨタ『アルファード』発表】他に無かったから作ってみました---これは便利だ

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【トヨタ『アルファード』発表】他に無かったから作ってみました---これは便利だ
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日産『エルグランド』を最大のライバルと認め、真っ向勝負を挑むトヨタ『アルファード』の秘密兵器はリアに隠されていた。「他に無いから作ってみました」と、チーフエンジニアの岩田秀行さん(第3開発センター)が太鼓判を押す、それが自動で開くバックゲートだ。

高級ミニバンではパワースライドドア、つまり側面ドアの自動制御化は珍しいものではない。ホンダ『ラグレイト』のように、運転席から開閉をボタン操作で行えるクルマもある。新型『エルグランド』でも挟み込み防止機能付きのオートクロージャーシステムが採用されており、異物を感知すると自動的に開く第二世代型のものだ。

アルファードにもパワースライドドアはほとんどのモデルに、しっかり用意されている。しかし、トヨタはそれだけに留まらず、なんとバックゲートの開閉まで自動化してしまった。リモコン操作だけで自動的に開閉される。

岩田チーフエンジニアは「雨の日、スーパーへ買い物に行ったというシチュエーションを想定しました」と語る。雨の中で傘を差し、手には重い荷物。「どうやってドアを開けようか? 荷物を汚したくはないし…」と悩むことは実際に多いはずだが、これをリモコンのボタン操作一発で開けられるようにした。日常でありがちな場面を想定することで、主婦にも使い勝手の良さをアピールしようという作戦だ。「今回が初!」ということで、ライバルのエルグランドを一歩リードした装備と言えるだろう。

《石田真一》

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