国による不正車検---背後には構造的問題も

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国の車検場で不正車検が明らかになり、所管の国土交通省は「独立行政法人化が7月に迫っている」と対応を急ぐ方針。

今回、明らかになったケースは、東京陸運支局の検査官が、車検代行業者の“恫喝”に負け、車検に通らないスモークフィルムを貼った自動車を合格させていたもの。

しかし、業界では「並行輸入業者や代行業者と車検場のトラブルは日常茶飯事。相手がヤクザっぽかったりすると、検査官も対応に苦慮する」と、不正車検が東京だけの問題ではないと指摘する。

このため国交省は、車検場に警備員を置いたり、“クレーマー”への対応マニュアルを整備するなど、対策を急ぐ、という。

《編集部》

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