マツダは31日、新型車『アテンザ』の発売後1週間の受注が月間販売目標の1.6倍にあたる4000台以上に達したと発表した。
アテンザは『トリビュート』以来、1年半ぶりに投入した新型スポーティーセダン。事実上は『カペラ』の後継車という位置付けだが、新開発高性能エンジンをはじめとしてマツダの新ブランドアイデンティティを随所に折り込んだ期待のモデルとなっている。
同モデルはセダンとワゴン、5ドアハッチバックの3つのボディタイプを揃えるがワゴンだけは6月24日に発売される。同社は月間販売計画2500台のうち半分はワゴンが占めるとみており、セダンと5ドアハッチは合計1250台というのが目標。このため4千台という受注は実際のところ月間目標の3倍以上に相当する。
受注内容によるとセダン、5ドアハッチとも人気は排気量2.3リットルエンジンを搭載した上級モデルとなっている。ターゲットはヤングファミリー層が中心だがスポーツ志向の若者からの人気が高く、これまでのところ5ドアハッチがセダンを上回る受注を獲得している。