常磐道を埋め尽くす白い液状物質---県警もお手上げ!?

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31日未明、茨城県つくば市内の常磐自動車道下り線で、走行車線を走っていた普通トラックに後続の大型トラックが追突するという事故が起きた。この事故で前を走っていたトラックの荷台が壊れ、積荷の牛乳が散乱。除去のために一部で通行止めとなった。

警察の調べによると、事故が起きたのは31日の午前0時30分ごろで、35歳のドライバーが運転する大型トラックが前方不注意で前を走る普通トラックに追突するという事故を起こした。この事故で普通トラックに積まれていた牛乳などの乳製品類が全長300メートルに渡って散乱。道路が一面真っ白く染まった。

乳製品には脂肪分を含んでいるため、完全に除去を行わないと後続車両がスリップなどを起こし、二次災害が起きる危険性が高いため、日本道路公団では事故の起きた区間(谷田部〜桜土浦インター間)を通行止めとして、県警などと共に除去作業に当たった。

しかし、あまり例のない大量の乳製品の除去に手間取り、結局この区間は3時間15分に渡って閉鎖されることとなった。県警では「薬品や油が流出したことは過去に何度もあって除去の実績もあるが、乳製品は前代未聞。油の除去に使う吸着剤が使えず、大量の水を撒いて除去するしかなかった。まさかこんなに苦労するとは…」とコメントしている。

《石田真一》

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