三菱自動車がダイムラークライスラーと新たなシナジー、中国で新たな『挑戦』

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三菱自動車工業は、ダイムラークライスラーと中国現地企業との合弁企業である北京ジープにおいて、『パジェロスポーツ』(日本名『チャレンジャー』)を2003年第1四半期から生産するための技術援助契約に調印したと発表した。

これは北京ジープが中国政府との間で今後30年間、新しい合弁事業契約を続けることを決めたためで、今回の三菱からの技術援助契約には「新型車生産技術」や、「特許」が含まれており、三菱ブランドで販売する初の現地生産車となる。

生産するのは3機種で、2WDと4WDの駆動方式で、搭載エンジンは電子制御燃料噴射付の3リットル24バルブV6エンジンと2.4リットル4気筒エンジンを搭載する。現行、チャレンジャーに100カ所を上回る改良を加え、中国の過酷な走行テストをクリアしたといている。今年12月にまず完成車を輸出して、来年初頭に現地生産を開始する。当面、年間1万台規模のを生産を行う予定で、部品の国産化比率は40%となる。

《レスポンス編集部》

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