警視庁は4日、暴走族による路上の落書き行為を厳罰化する新しい東京都迷惑防止条例の草案をまとめたことを明らかにした。落書きだけではなく、ピンクチラシの配布や盗撮なども禁止し、違反時には厳罰で対処するとしたもので、10月の施行を目指す。
この条例は今年10月1日からの施行を目指す東京都独自の条例で、これまで軽犯罪法違反に問えなかった暴走族による路上の落書き(スプレーアート)や、ピンクチラシの配布、小型カメラによる隠し撮りなどを違反行為と認定し、最高10万円程度の罰金を科すというものだ。
特に暴走族や不良グループによるスプレーアートを「示威行為」と認定し、罰則対象としたのは全国でも初めてのケースで、都内で多発している落書きを封じ込める手段になるのではないかと期待されている。
この案は6月11日に開会する定例都議会に提出され、議員らの審議を受けることになるが、ほぼそのまま決まる見込みだ。
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