【新聞ウォッチ】トヨタ、出遅れた中国戦略を一気に巻き返しねらう

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年6月6日付

●北京国際モーターショー開催、トヨタ、現地車披露、日本各社開拓へ力作(朝日・12面)

●GM・スミス会長が来春退任へ(読売・10面)

●リサイクルに新技術、ダイハツはオレンジ抽出油で内装材分離(産経・10面)

●トヨタ、中国に新工場、第一汽車と提携へ、高級車生産、2005年に稼働(日経・1面)

●日本車輸入増、USTR代表が注視、批判強まる(日経・1面)

●中国、自動車業界に再編機運(日経・11面)

●新秩序探るガソリン流通「石油会社、競争続き限界」急増、商社系スタンド(日経・25面)

ひとくちコメント

北京国際モーターショーが5日から始まった。トヨタが天津で生産する中国向けの新型車のコンセプトカーとして『T-1』を初出展、日産も現地生産するSUV『パラディン』を発表するなど、日本の各メーカーは「中国市場開拓へ力作を投入している」(朝日)という。

一方、水面下の提携交渉も活発化している。日経によると、トヨタが中国最大手の「第一汽車」と合弁生産を含む包括提携に向け最終調整に入った、と1面トップで取り上げている。天津に高級車工場を建設、2005年に稼働を目指すほか、最高級車『紅旗』の後継車のOEM供給も検討しているというもの。

東京も、トヨタと第一汽車との提携に触れているが、年内にも長春に合弁会社を設立し、2005年始めに『クラウン』を生産することで合意に達したなどと具体的に報じている。トヨタは出遅れ気味だった中国戦略を一気に巻き返す狙いのようだ……。

《福田俊之》

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